地域創生という言葉
政府が、「地域創生」と言い始めて、少し時間が経つ。創生とは「新たに作り出すこと」の意味がある。「地域創造」という言葉もあるが、「造」は、物や仕組みを作る意識が強いのに対して、「生」は、「種」からものを育成していく感が強い。
ということは時間がかかるということだ。だから、お金を投じて、すぐに成果は出ない。そのことを皆が分っているのかどうか。基本的に、新しいことを起こそうとすれば、まず、それなりの人材がいる。地域から人を育成するのか、あるいは、他所から人材を持ってくるのか。
ビジネスと同様、シーズを撒かなければ、何も生まれない。そこには、「水やり」、「適切な肥料」、「雑草取り」も必要だ。段階を踏む必要がある。実が成るには、時間がかかることを覚悟しなければならない。それまで、どこまで耐えられるかかが勝負の様である。
| 固定リンク
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 情報処理能力と小学生教育(2008.03.13)
- 信用できない小泉親子(2018.10.27)
- 老害という病気~麻生太郎(2018.10.24)
- 官僚のロジックの見直し(2018.10.14)
- ポスト安倍は大変!(2018.09.21)
コメント