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2015年6月 4日 (木)

恐竜型破綻を考える

企業が破綻するケースは様々だが、今回は大型組織破綻を見てみる。事業を急速に大きくし過ぎて破綻する例が最近多い。一部量販店等も、その一つだ。

ただ、事業を大きくしても、破綻しないケースもある。何が異なるのか。一つ言えることは、タテ型組織で組織拡大した場合は破綻するケースが多いようだ。現場に権限委譲をせず、あくまで本社・本部一括組織で管理する形態だ。結局、市場で何が起こっているか適切に把握できず、ライバルに後れを取ってしまう。

それに対して、適切に権限委譲し、ネットワーク経営をしているところは何とか生き残っている。もちろん、ネットワーク経営したからと言って、全て成功するわけではない。分権組織で、日々の管理が徹底しなければ、組織は崩れやすい。よってバックアップが、どれくらいできているかが成果の分かれ目であろう。

今後も、組織運営の仕方を見直ししなければ、恐竜型破綻は起るだろう。可能性としては、今すぐのことではないが、顧客との距離がある、大手流通、メガバンク(*注)で、それが起るかもしれない。大きいからと言って安心はできない。

*注

一部大手流通には、価格を下げれば、売り上げが上がるという考え方が、蔓延って、顧客サービスを怠っている。低価格戦略だけでは限界がある。また、メガバンクの場合は、一部の顧客に対応し、その他には、顧客サービスはいい加減。驕りのようなものが感じられる。確かに、利益を上げているが、前期に関しては、適正利益を超えた過剰利益を計上している。顧客に還元していないことは明らか。こういうことは、いつまでも続かない。

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