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2015年6月23日 (火)

自民党の賞味期限は終わったのか?

安倍自民党の暴走を、残念ながら党内から止めようとする動きがない。要するに、党内で、政権チェックができないのは、かつての自民党から変質したことを感じる有権者は多いだろう。

かつて自民党は派閥政治が横行した。派閥と派閥のぶつかり合い。党の成り立ちからして、その考え方の違いも含めて、お互い牽制し合う権力闘争だった。選挙のたびに、金が飛び合い、汚い政治資金集めがなされた。俗に金権政治と言われた。

ただ、派閥ごとに、業界の勉強会がなされ、業界の要望を素早く吸収し、政治献金の見返りに、それを政治に反映させた。結果的に、各派閥は、それぞれの分野の専門議員を育成し、それが政策に活きた。

それが、いろいろ問題になって、派閥を解消し、政治献金の代わりに、政党助成金が交付されるようになった。選挙の仕組みも、中選挙区制度から小選挙区に移行した。これが政治に於いては、大きな変化であったが、有権者は理解していなかった。相変わらず、有権者は、過去の自民党と判断していた。

しかしながら、現在、形だけの派閥はあるものの、実質派閥として機能していない。代わりに、総裁が、政党交付金という金の力を握って、それが権力に直結している。違う見方をすれば、要するに、今の自民党は、一つの派閥のみが存在し、巨大化していると言える。

よって限られた意見しか反映されず、多様な意見は抹殺されている。最早、自民党支持者の様々な要望も吸収できなくなっている。これが政策の自由度を奪い、政党としての魅力を失っている原因になっている。全体的に強者の意見だけを尊重する傲慢な政治になっているからだ。

今、言えることは、組織の活力を再生するには、新しい政治理念の下に分党するしかない。そもそも、自民党は、「自由党」と「日本民主党」が合併してできたものだ。これに先祖返りして、党を、いくつかに割る分党しか、この党の生き残る道はないだろう。

その上で、多党連立で、政権を作ることが、これからの政界の動きの中心となるだろう。少なくとも現在の自民党は、すでに賞味期限が切れている。次の選挙までに、新党という新しい体制を作ることが国民にとっても望ましいだろう。それができなければ、自民党そのものが消えていくだろう。また、国民にとって、そうしなければ民意は反映されない状態が続き、最悪の状態になるだろう。

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