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2015年6月15日 (月)

中江藤樹の子育て訓

中江藤樹が子育てについて述べているので紹介しておこう。ちなみに中江藤樹は、江戸初期の陽明学者。弟子に熊沢蕃山がいる。それでは、彼の子育て観を示しておこう。

「子を育つるに、是非なく親に似せしめんとするは悪し。生まれつきは、人にかわりのあるものなれば、その子の天性よきところを見立て、それがままに、生かし立つれば、父と風儀がわりながらも、また一種の好人となるものなり」と。

子供の素質は、親に似ることは確かだが、親と、また違った一つの人格である。よって、親と同じ道を歩ませるのは、慎重にしなければならないということだろう。もちろん、彼らが望めば、同じ道を歩んでもいいが、親が押し付けない方がうまく行く。

また親が出来なかったことを子供に託すのも、子どもの天性を無視したもので、あまりよい結果は得られないことも記しておこう。藤樹の子育て観は、ツボを押えているが、多くの親たちが、今も間違った判断をしていることが見られるのは残念だ。

そんなことをすれば、子どもたちは、遠回りするだけだということを再確認し欲しい。ただ、母親に客観的に子供の適性を把握せよと言っても、愛情に覆い隠されるため、難しいかもしれない。ここは父親の出番であろう。

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