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2015年8月 3日 (月)

雲と同居す(その二)~漢詩『山中僧』より

「雲と同居す」のタイトルで二つ目の漢詩は『山中僧』。作者は、陸亀蒙で晩唐の詩人。科挙に受からず、放浪したと伝えられる。いろんな見方があるのだろうが、そういう自分を受け入れられなかったのかも。詩は次のようになっている。

 一室手開す 翠微の裏に

 日暮 白雲 半間に棲む

 白雲 朝に出でて 天際に去る

 若し 老僧に比せば 雲は未だ閑ならず

「山の腰辺り(頂上から少し下ったところ)に、小さな小屋を自ら建ててみた。日が暮れると、雲が半分占領して同居しているようなもの。ところが、雲は朝になると、出掛けて、より高く、天の方に去る。老僧と比べれば、雲は、閑というわけは行かないようだ」というような意味かな。

昨日、紹介した『絶句』と内容は似ているが、趣は少し違う。皆さまは、どちらが好きですか。

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