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2015年8月28日 (金)

稚拙な日本外交

日本の外交は、どの政権に限らず、時代が読めていない。時代の潮流から遅れている。逆に言えば、慎重ということになるが、あまりに堅実すぎて、チャンスを逸することが多過ぎる。それが海外の外交担当者からも苦情として、度々指摘されている。

それにもかかわらず、外交姿勢は旧態依然たるものだ。おそらく、古い慣習やタテ社会の官僚制度が弊害なのだろう。感性の低いトップであっても、部下は、それに従わざるを得ない。そういうことが、ずるずると続いている。

そうかと言って、政治家がリーダーシップを発揮できるかと言うと、それも疑問が多い。例えば、安倍外交を見ても、それは迷走続きだ。初めの頃と違って今は米国に配慮し過ぎかもしれない(配慮しないのもまずいが)。

配慮するのはいいが、きちんと自国の主張はすべきだろう。その辺の駆け引きが非常に弱い。要望を鵜呑みし、受け身の外交を展開している。外交の基本である相手国の急所を握ることが下手なのだ。結果的に日本外交に表面的な外交交渉はあっても真の交渉はない。人間関係が脆弱なせいもある。

それは対中国外交、対北朝鮮外交、対ロ外交、その他諸国との外交全てに言える。外交交渉する場合、対象の国と個別交渉するだけでは、埒が明かないこともある。ところが、個別交渉に、こだわり過ぎる結果、うまく行かないことが多い。

それに、国ごとに、将来の動向を仮説設定するなど、想像力も足りない。日本は、どうしようもない多くの大学をリストラすると共に、外交の専門家を育成する大学等が新規に求められる。もちろん、外務省をフラットな組織にする組織改革も必須だ。

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