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2015年9月17日 (木)

七言絶句 橋本海関「詠史」を紹介する

民意を無視して、法律を無理やり通そうとする、どこかの首相に次の漢詩を紹介したい。それは明石藩の儒学者だった橋本海関のもので、七言絶句 「詠史」だ。

   奈(いかん)ともなし、深宮の諸寵者、

   諫言納め難く、涙痕新たなり。

   君主若し臣に行跡を問えども、

   誰か奏して、還って松下の人と成らんや。

強いて、訳を試みれば、「宮廷では、王の寵愛を受けている諸臣は、王への諫言を聞いてもらうことは難しい。逆に、君主の方から臣下に、自らの行いの是非を尋ねても、臣下は、王の怒りを買って、宮廷から追い出される ことを恐れて、本当のことは何も言おうとしない」となるかな。今の状況にぴったり。王も臣下も、不幸な人たちだ。

*追記

ちなみに上記の漢詩は、現在、明石市立文化博物館で催されている『橋本海関・関雪展~父子の歩み』にて、展示されている。この催しについては、別途記す。

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