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2015年10月 4日 (日)

GPIFが年金運用失敗

GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が。2015年7月~9月の運用実績がマイナス9兆4千億円の損失見通しを出した。運用を国内株式、海外株式、海外債券の比率を高くした結果だろう。

つまり、国内株式は12%から25%へ、海外株式も12%から25%にし、海外債券は11%から15%へと急激にリスク運用を増やしている。しかしながら、GPIFに、それほど運用能力は認められないから、この運用失敗は予想されたことだ。

もちろん、年間を通した運用実機で評価しなければならないが、今まで儲けが出ていたものをすべて吐き出すことにつながりかねない。最終的に運用に失敗すれば誰が責任を負うのか。やはり無理な株価上昇を企んだ安倍政権ということになるだろう。

*追記

郵貯が、GPIFのOBを招くと聞いて、失望してしまった。彼らも、また同じ過ちをするのだろう。まして、2015年11月には上場する。そうなれば、株主の意向は無視できず、無理な運用で失敗する可能性は高い。郵貯に預けることはリスクが拡大すると考えていいだろう。一応、現在、預けられるのは、ペイオフの範囲内だけれど。

*2015年11月30日追記

GPIFは、平成27年第二四半期(7月から9月)の決算を発表した。それによると、

 運用 マイナス7兆8899億円の損失。

平成13年から平成27年第二四半期までの累計では、45兆4927億円で、年率2.79%だという。しかしながら、損失を出さなければ、もっと高い利回りになっただろう。無理な運用をして巨大な損失を出したことは否めない。政府の責任が問われる。

*2016年年4月4日追記

民進党の調査によると、2015年度の年金運用の結果、6兆3千億円程度の損失になるという。政府は、選挙戦に備えて、数値の発表を遅らせるようだ。不信感は却って増殖するだろう。国債など国内債券で運用しておれば、プラスになった可能性は高い。安倍首相が海外で変な約束をするから、こんなことになる。結局、海外の投資家の餌食になってしまった。アホな指導者だから、こんなことになる。

*2016年7月1日追記

GPIFは、2016年6月30日の運用委員会で、2015年度の運用損失を5兆円前半と報告した模様。民進党の予測より縮小したが、それでも大きな金額。株式への運用比率を拡大した結果だ。博打相場に手を出した以上、引くことも難しく、今後も、運用の困難は続くと思われる。更に運用損失は、拡大していく可能性が高い。

 

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