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2015年10月13日 (火)

『直茂公御壁書』を読む その四

今回の、『直茂公御壁書』は、次の通り。

「下輩の言葉は助けて聞け。金は土中にあること分明」

「下輩」とは、「身分の卑しい者とか、しもじもの者」という意味がある。場合によっては、「自分より身分の低い者」を指す場合もあるが、ここでは前者として捉えておく。

解釈としては、「しもじもの発する言葉は、その背景を理解し、彼らの本心を十分把握するように努めて聞け。凡そ、金は、土中にあるように、彼らの言葉も、為政者にとっては貴重なことを含んでいるものだ。(軽んじてはいけない)」と。

封建時代、下々の者は、役人に対しては、話を繕うので、本心は明かさない。それが生き残る処世だからだ。直茂公は、そのことも十分理解していたようで、なかなかの領主であったと推察できる。

現代でも、サラリーマンは、保身になれば、本音を隠す。経営者は、いかに彼らの本音を引き出すか留意する必要がある。そのためには、風通しのよい組織運営が求められる。

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