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2015年11月15日 (日)

『薩摩焼 15代 沈壽官展』を観覧

姫路・ヤマトヤシキで開催されている『薩摩焼 15代 沈壽官展』を観覧してきた。展示販売の展覧会にしては、立派な催しだった。展示数も、香炉、水盤、置物など約80点と、こういう個人の催しでは点数が多く、さすがヤマトヤシキという感じ。兵庫県内での開催は初めてで、ヤマトヤシキ復活を感じさせる。

薩摩焼については、知っていたが、こんなに身近に見たのは初めて。400年以上前に、朝鮮半島から薩摩に渡った沈壽官の祖先が、一子相伝で継承してきた。薩摩に渡ったと言えば聞こえはいいが、秀吉が朝鮮と戦った時、薩摩藩が、彼らの陶工技術を欲しくて、無理やり連れ帰ったと聞く。

それでも、渡ってきた陶工は、薩摩・島津家の求めに応じて、山野を巡ること17年。ようやく白土を探し当てる。その白い生地に、きらびやかな金襴手(色絵などに金の彩色を加える)、繊細な透かし物が加わる。以来、歴史の波に揉まれながらも、伝承の技を護り、さらに革新していくようだ。

観覧した印象は、とても繊細な雰囲気の焼物だということ。そして、女性が好みそうなものだった。2015年11月16日まで。

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