« 『薩摩焼 15代 沈壽官展』を観覧 | トップページ | 播州弁 その四十 いこす »

2015年11月15日 (日)

『日本に巣食う4つの“怪物”』を読了

カレル・ヴァン・ウォルフレン著 『日本に巣食う4つの“怪物”』(井上 実訳。角川学芸出版刊)を先日、読了した。著者は1941年オランダ生まれのジャーナリストでアムステルダム大学名誉教授。日本外国特派員協会の会長でもある。

外国人、西欧人の視点で、日本の現状を冷ややかに分析している。彼は日本には、4つの怪物が巣食うと指摘。その4つとは、「マスメディアという怪物」、「金権政治という怪物」、「国際政治と偽の怪物(米国政治を支配する軍産複合体)」、「TTPという隠れた怪物」である。

戦後、日本を保護国として支配し続ける米国。更に、それを強化しようとする米国と、それに過剰適応しようとする日本の政治勢力と法務官僚・外務官僚。それに対して、一般国民は、「仕方ない」とあきらめる思考が日本を危うくする。

基本的に、欧州・ロシア側から見た思考だが、一般人にも参考になるだろう。また著者と翻訳者には信頼関係があるようで、誤解を招くような翻訳本ではなさそうだ。

|

« 『薩摩焼 15代 沈壽官展』を観覧 | トップページ | 播州弁 その四十 いこす »

マスコミ評論及び各種書評」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 『薩摩焼 15代 沈壽官展』を観覧 | トップページ | 播州弁 その四十 いこす »