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2015年12月13日 (日)

郵貯預け入れ限度額の引き上げと中小金融機関

政府の郵政民営化委員会は、ゆうちょ銀行の預け入れ限度額とかんぽ生命の加入限度額の引き上げ容認を確認したようだ。これは仕方のない論議だろう。両社は、既に株式上場したことだし、むしろ制限を設けることが問題だろう。

もちろん、中小金融機関は不安だろう。限度額が撤廃されれば、中小金融機関の整理が進む可能性は否定できない。ただ、ゆうちょ銀行に、できることとできないことがある。いかに棲み分けの道を探るかが問われる。

中小金融機関は、今までより顧客密着で差別化できる手法を、より検討すべきだろう。また合従連衡を、どのように考えるかという構想力が岐路になるかもしれない。

とりあえず、ゆうちょの限度額は、現行の1000万円から最大500万円引き上げる方向のようだ。またかんぽ生命についても、限度額を現行1300万円から200万円引き上げるとのこと。ただ、今回は一時的処理に過ぎず、いずれ撤廃されることを予測して、中小金融機関は対処を考えるべきだろう。

*2015年12月23日追記

ゆうちょの限度額は、現行の1000万円から最大500万円引き上げることについて、金融界の反発が強く、300万円引き上げの1300万円にするようだ。また、かんぽ生命は、来年4月より限度額を現行1300万円から2000万円に引き上げるらしい。

金融界は、いろいろ抵抗しているようだが、本稿でも述べたように、上場した以上、限度額を止めることは現実的ではない。彼らも覚悟が必要だ。

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