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2015年12月17日 (木)

神戸ファッション美術館 『日本衣装絵巻』展観覧

ルミナリエが終わったようなので、久しぶりに神戸を訪問。ルミナリエ期間中は、神戸に行かないようにしているが、これは正解。ルミナリエ自体、既に鎮魂の意味はなく、客寄せの光の催しに過ぎないことは、多くの人が理解している。それでも、行きたい人は行けばいい。私は行かないと決めている。

さて、今回訪れた六甲アイランドセンターには神戸時代は、よく行っていた。建物も、中に入っているテナントも魅力があった。しかし、今は閑散としている。多くの店も閉まっている。行く毎に寂れていく感じだ。もちろん、土日に行けば、多少雰囲気は違うかもしれないが。

そんな中、神戸ファッション美術館に行ってみた。催されていたのは、『日本衣装絵巻~卑弥呼から篤姫の時代まで』だった。内容は、復元衣装で、着物のルーツを探るもの。日本は今もそうだが、衣生活も古代から海外文化を取り入れて、それを日本の風土に合ったものに作り替えてきた。

もちろん、平安時代は、国が閉じた状態で、独自の宮廷文化が花開いたこともあり、ファッションにおいても、それはオリジナル性が発揮されている。その後、再度、中国や西洋の海外文化を取り入れつつ、江戸時代は、再び、国を閉じたため、また違った衣装文化が生まれている。

今回の展覧会では、古代から江戸時代までの、身分の高い人たちのファッションを染織祭りに集結した復元の技による作品を展示。古墳時代から江戸時代の女性衣装、8時代100領を紹介している。

展示は、「ベーシック展示」、「京の染織祭とは」、「日本女性時代衣装の変遷(古墳から江戸時代まで)」、「染織祭の復元女性衣装とその技」となっていた。専門家ではないので、細かいことは分からないが、素人から見ても、随所に海外から影響を受けている衣装が展示されている。

昔の人のファッションへのこだわりは、凄いと思う。誰も身に着けていないものが日々要求されたのだろうか。そういう心理は今も変わらないだろう。もちろん、庶民とは関係ないところでの展開であったかもしれないが、これらの技法や技術は、やがて素材は変えたかもしれないが、庶民まで着物文化として下りて来る。そう考ええれば、いつの時代も上流階級がファッションをリードしていくということかもしれない。

2016年1月12日まで。なお、和装で行くと、入館無料とのこと。

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