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2016年1月19日 (火)

喜劇の時代か

最近のテレビドラマといえば、サスペンス・警察系ドラマが跋扈している。あるいは医療系ドラマだ。それらも最近は、ネタ切れの感じだ。犯罪パターンと医療の問題、それを解決するパターンに限界がある。これらの系統のドラマは、基本的に、いくら解決しても、視聴後の後味が悪い。

シェイクスピアの時代から、舞台では悲劇は受けない。観客を呼べるのは喜劇だ。そういうことを察してか、最近、テレビでも、喜劇ドラマが放送されるようになった。もちろん、そこには現代的な社会問題を含めている場合もある。それでも、人間的ペーソスが表現されて、面白い。

舞台では、本仮屋ユイカさんが出演している「とりあえず、お父さん」が、人気があるらしい。原作は、イギリスのアラン・エイクボーン。彼の作品で、お笑いで定評があるとか。実際、舞台も大入り満員とか。

テレビドラマでは、放送済みの「民王」(テレビ朝日系)があった。首相と息子が入れ替わって、大騒動する、政治を皮肉ったものだった。最近放送されているものでは、「大阪環状線」(カンテレ)は男女の思いのすれ違いを描いている。「ダメな私に恋してください」(TBS系)は、ダメ男に尽くす女の悲喜劇だ。

「女くどき飯2」(MBS)は女性から見た男の観察で、「白鳥麗子でございます!」は(サンテレビ)は、本心を隠したタカピーな若い女性を描いている。少し毛色は違うが、「マネーの天使」(読売)は、弁護士に対処してもらえない人々を救う物語で、面白可笑しく表現している。これからの放送予定のものには「お義父さんと呼ばせて」(カンテレ)がある。内容は親子ほどの年齢差カップルの悲喜劇のようだ。

これらを視ていると、作品レベルは様々で、少々馬鹿馬鹿しいが、単純に楽しめる。ただ、総じて、放送時間が遅いので、録画して観ている。まだ放送局としても、探り探りのお試の放送なのかもしれない。サスペンスや医療系ドラマは、今後もなくならないだろうが、その比率が低下し、喜劇系のドラマが増えることを望みたい。

*追記

2016年2月5日から放送されている『スミカスミレ』(朝日放送)も面白い。高齢になると、若い時に、もっと色々やってみたかったと悔悟する時がある。それをコミカルに描いている。そして、これも深夜の放送だ。

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