« 自民党・丸山和也議員、オバマ米国大統領を誹謗中傷する | トップページ | アジアとの文化・経済交流強化が望まれる姫路市 »

2016年2月21日 (日)

アートビジネスの難しさ

子供時代、父から、「将来、何になりたいか」と尋ねられ、子供らしく、あまり考えず、色々挙げて行ったが、父は、「それでは飯は食えない」と随分、現実的な意見をしていた記憶がある。父が挙げた飯が食えない職業としては、芸術家、音楽家、芸能人等が代表的なものだった。

さて、2年に一度開かれていた総合芸術祭「神戸ビエンナーレ」が、寄付金激減で、前回の第五回で打ち切りになるそうだ。私も、初回から見て楽しんできたが、残念な気がする。ただ、文化事業の難しさが表面化したと言える。 行政の財政事情は、どこも厳しいし、民間も企業が寄付するのも、経済活動のメリットがなければ、株主から追及されるので裏付けがないと難しい。

芸術・アート・文化単独での事業継続が難しくなったことは理解できる。 「神戸ビエンナーレ」の場合は、やや規模を大きくし過ぎたことも影響しているかもしれない。商店街の空き店舗の活用など工夫はされていたが、現実のビジネスとのつながりが弱かったかもしれない。

それなりに人は集まったと思うが、ビジネスへの波及効果は限られていたかもしれない。 そこにアートビジネスの難しさがある。今後も行政や企業の寄付には限界があることも確かだ。純粋なアートビジネスでは、生き残ることは大変かもしれない。

今後は、どれだけ企業にビジネスメリットを提供できるか、そこがカギだろう。 いかにビジネス社会に現実的に溶け込むかが問われていると思う。食べられるアート(一般受けするアート)と純粋なアート(作者の自己満足的で、創作したいアート)のベストミックスが必要かもしれない。

*追記

別な考え方では、大人も子供も楽しめる入場者参加の「ビエンナーレ型遊園地」というのは、有りだろう。例えば、1箇所で展開するのではなくて、同時に全国10か所ぐらいで連携して展開すれば、広がりが出る。話題になれば、企業の協賛も得られるかもしれない。いずれにせよプロの経営感覚が問われる。

|

« 自民党・丸山和也議員、オバマ米国大統領を誹謗中傷する | トップページ | アジアとの文化・経済交流強化が望まれる姫路市 »

経営関連」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/99784/63243814

この記事へのトラックバック一覧です: アートビジネスの難しさ:

« 自民党・丸山和也議員、オバマ米国大統領を誹謗中傷する | トップページ | アジアとの文化・経済交流強化が望まれる姫路市 »