« 富岡鉄斎 生誕180年 | トップページ | 火を噴くドライヤー »

2016年3月30日 (水)

数字に強い経営者

企業経営は、結局、経営数字に強いかどうかが経営者に問われる。独自技術は、もちろん必要だが、「お金の計算」ができないと、経営は傾く。世間を賑わせている大企業の破綻も、結局、そういうところに行き着く。

過去に、そういうことを記した書籍は多いが、今回は、山根節著 『「儲かる会社」の財務諸表』(光文社刊)を紹介しよう。山根氏は、監査法人から大学教授に転身した。よって、経営を財務から見ることに長けている。

本著では、48の実例で、財務なんて苦手だという人にも、わかりやすく、企業の財務の見方を紹介している。経営も、私がよく取り上げる東洋の三原則(三観)は通用するようだ。すなわち、遠くを見つつ近くを観る、根本的な問題を観る、時代の流れを観るだ。

山根氏は、はじめに、「会計がわからんで経営がわかるか!」とまず、ぶち上げ(笑)、各業界ごとに具体的な企業名を挙げて、分析している。

第一章 エレクトロニクス・IT業界編 

第二章 自動車業界編

第三章 小売業界編

第四章 製薬業界編

第五章 住宅・インフラ業界編

各業界の可能性とリスクも取り上げており、業界関係者だけでなく、株式投資家、学生諸氏も、十分参考になるだろう。特に、これから就職しようとする学生諸氏には、経営数値をどんな職種にあっても読めるようにしておいた方がいい。入門書としてもいいだろう。

|

« 富岡鉄斎 生誕180年 | トップページ | 火を噴くドライヤー »

経営関連」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/99784/63414611

この記事へのトラックバック一覧です: 数字に強い経営者:

« 富岡鉄斎 生誕180年 | トップページ | 火を噴くドライヤー »