『浜田泰介の世界』を観覧
姫路・山陽百貨店は、美術関係の展示に力を入れている。個人的判断では、グレードは高く、展示内容は、より充実している。それに観覧は自由で無料はありがたい。目の保養になる。一応、できるだけ図録関係は購入するようにはしているが。
さて、その山陽百貨店で催されている『日本の春を描く~浜田泰介の世界』を観覧してきた。3月27日に、神戸新聞の一面をとって広告されていたのだが、その紹介されている絵を見て、心の琴線に触れたからだ。残念ながら、浜田氏について、存じ上げることはなかった。
浜田泰介氏は愛媛県宇和島市生まれの日本画家で、今年で御年84歳とのこと。会場でもお会いしたが、好々爺という感じだが、若々しい。創作活動をされているのが元気の素なのかもしれない。
彼は、世界文化遺産の京都・醍醐寺や大覚寺、東寺大日堂などの数多くの有名寺院の襖絵や障壁画を手掛けられているようだ。今回は、初めて姫路城を描かれたとのこと。今の時期に相応しい『夜桜』という題で、姫路城と夜桜が描かれている。後でわかったことだが、昼の姫路城を描いたものも展示されていたらしいが、残念ながら、見逃した(苦笑)。
今回展示されていたのは、姫路城以外に、春をテーマにした富士山の大作や植物画が中心。点数も多く81点が展示。すべて、華やかで、品があり、凛とした感じ。絵画を買う趣味もお金もないが、浜田氏の作品は素人目からしても素晴らしいと思う。
高額だけれど、姫路のどこかの施設で展示され、今後も、見られたらなあと思った。今回は、せめてもと絵画写真セットを購入。小さい額を買って、どこかに飾ろう。平成28年4月5日まで。山陽百貨店 本館6階 催し会場にて。
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