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2016年4月18日 (月)

震災予測と熊本大地震復興支援

いくつかの地震が重なった熊本大震災では、大変な被害を受けられている。今回の震災で、ある程度「ガス抜き」されたという見方もある。ただ、最終確認には、余震の程度の低下まで、しばらく時間を要する。阿蘇山の噴火の拡大の可能性は残されたままだが、他の震災地同様、落ち着いてくれることを望みたい。

一部専門家によると、今回の震災は、中央構造線上にあり、これは西上する可能性が強いとする。となれば、400年前の悪夢の再来で、いつかは分からないが、愛媛、香川、徳島、和歌山、奈良の活断層が危うくなる。

そして、以前にも記したが、兵庫県は山崎断層が、それに影響されて活動する可能性がある。868年の播磨国大震災以来、大きな震災が起こっていないことを考えると、いつ起こってもおかしくない。

それに備えて準備とは言うけれど、簡単ではない。せいぜい、活断層の上に住宅を建設しないとか、耐震構造の家に住むとか、高層住宅に住まないとか、地震保険への加入、あるいは、それなりの経済的準備ぐらいしか対策はない。後は、結局、起こってからの対応と言うことになる。

さて、今回の熊本大震災に対しては、全国各地から様々な支援がされると思うが(*注)、「城友」で、観光入場者数を競う、姫路城と熊本城。被災した熊本城の修復には、5~6年かかり、最悪10年以上かかるという(現状、やや悲観的な意見が多い)。

しかしながら、熊本城は、熊本観光の核だろう。早期の修復が望まれる。熊本城は西南戦争で焼失し、1960年に外観復元され、内部はRC構造だが、城を建てた加藤清正の精神は受け継がれていると思う。

今回のように被災すると、生活面の支援に追われて、文化面の支援は後回しになりかねない。ところが、復興には文化の再生は欠かせない。確かに、お城の総合的文化的価値は、姫路城の方が高いかもしれない。それでも、熊本城には、住民の方が大切にしてきた熊本城としての歴史的価値がある。

また、観光客を迎えるホスピタリティーという面では、熊本城の方が優れているという評価もある。姫路は、まだまだ観光面では学ぶ必要がある。そういう敬意を以て、姫路で、前倒しで、熊本大震災支援応援キャンペーンを企画して、熊本城復興応援をして欲しいものだ。なお、姫路城では、熊本城支援のため、菱の門脇に、募金箱を設置している。

また、姫路城でもやっていた「愛城瓦基金」のようなものもいいかもしれない。そして、将来的には、被災者を姫路城に招くことも望まれる。その結果として、姫路と熊本の交流が強まればいい。

*注

今回の震災で、熊本県全域が震災に遭った訳でもなかろう。赤十字等への寄付以外では、「熊本県ふるさと納税」への参加も考えられる。その他では、熊本物産展の企画を上げ、取り組んでもいいと思う。「くまモン勝手応援セール」と銘打ってもいい。現在は、流通ルートの問題もあるだろうが、早めに手を打ってほしい。

*2016年4月20日追記

昨日の報道によると、熊本県は、県のゆるキャラ「くまモン」のイラスト利用申請を、熊本地震被災地支援チャリティーイベントや募金活動に限って、許諾不要の届け出制とすると発表したらしい。県くまもとブランド推進課所定の用紙とデザイン画をメールで提出することで、使用を認める。ただし、後日、支援活動の内容を報告してもらう。使用料は、熊本のPRにつながれば、国内企業は原則無料としている。

  熊本県くまもとブランド推進課

    TEL 096-333-2333

     メールはkumabura@pref.kumamoto.lg.jp

*2016年4月20日追記

政府は、一連の熊本地震について、「大震災」ではないとの認識を示している。それは過去の大きな震災では、多数の死者を出しているが、それに比べて今回は少ないという判断かもしれない。ただ、これほど大きい地震が短期間に集中していることは、地盤にボディーブローのように効いてくる。現在は「見えない災害」が近い将来起こらないとも言えない。

*2016年4月24日追記

熊本市は、「熊本城災害復旧支援金」として募金を呼び掛けている。詳しいことは、熊本市のホームページで。

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