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2016年4月12日 (火)

池上英洋著 『官能美術史~ヌードが語る名画の謎』を読む

以前にも記したように、最近は、海外の美術品の鑑賞は避けている。若い頃は、ただ海外の作品というだけで、よく見に行ったものだが、当時は、作品が美しいかどうかという外観しか見ていなかった。若い時は、それでもいいと思うのだが、段々それでは楽しめなくなる。

それなりの西欧の文化の知識が必要なのだが、どうもわかりにくい。ギリシャ神話とかローマ文化、あるいはユダヤ教やキリスト教まで踏み込まないと、美術品の意味するところが理解できない。そういうことで、最近は、美術館等で、そのような展覧会があっても、すべてパスしていた。

ところで、先日、書店を、いつものように、うろうろしていたら、隠すように、ある書籍が置かれていた。それが池上英洋著 『官能美術史~ヌードが語る名画の謎』(ちくま学芸文庫刊)だ。まさか子供さんに配慮したわけでもないだろうが(笑)。その帯によると、「200点以上の名作で読む西洋絵画の美の秘密」とある。

ぱらぱらとめくると、芸術ではあるけれど、女性のヌード画のオンパレード。ちょっと興味本位で買ってみたのだが、西欧美術の背景が詳しく説明してあって、なるほどという内容。先日は、日本の古典を楽しむための本として、橋本治著 『性のタブーのない日本』を取り上げたが、今回は、洋画を楽しみ理解するための入門書とも言うべき本だ。

著者は、美術史家で、東京造形大学准教授。非常にわかりやすく説明が施され、西欧の愛の形を絵を通して説明されており、西欧美術鑑賞初心者にも好適書だと個人的には思う。これを機会に、再度、もう少し海外の美術品にも関心を持ってみようと思う。

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