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2016年5月25日 (水)

池上英洋著 『残酷美術史』を読む

 
先日、池上英洋著 『官能美術史』を取り上げたが、今回は同じ著者による『残酷美術史~西洋社会の裏面をよみとく~』を読んでみた。血塗られた西洋社会の歴史だ。西洋社会は、歴史的に、どろどろしている。本の構成は次のようになっている。
 
第一章 残酷なる神話の世界
第二章 聖書の裏面
第三章 暗黒の中世
第四章 拷問と処刑
第五章 殺人と戦争
第六章 さまざまな残酷芸術
 
日本人は未だに西洋に憧れを持つ人が多いようだが、その歴史の裏側を知れば慄然とするかもしれない。結果の現象だけ見ると、その実態を見誤る。皮肉にも彼らは美術という形で西洋の歴史の実態を伝えている。ある意味、全てではないが、芸術家に批判精神が旺盛だった結果ともいえる。西洋の人々の精神構造を把握するためにも、この書籍は参考になるだろう。
 
 

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