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2016年5月 3日 (火)

勲章と棺桶

春の叙勲で騒がしかったが、一体、国の勲章制度に、どれほどの意味があるのだろうか。明らかに、現役時代に、表彰状の類を受け取るのと意味が異なるであろう。勲章は、ある意味、一丁あがりで、「ご苦労さん、今まで、よくやった」というぐらいの意味だろう。

棺桶に入るのが近い人々に、勲章を授けたところで、何の意味もない。死んだら、終わりなのだ。遺された者にしても、勲章は、ごみになる可能性が高い。棺桶と共に焼かれるのと同じだ。勲章を受けることに熱心な人々もいるようだが、国も、いい加減に、止めたらどうか。

*追記

むしろ、国としては、現役世代に、これからも頑張れと、表彰状を出す方が意味がある。

*2016年5月27日追記

報道によると、叙勲や褒章など栄典制度の見直しに関する有識者懇談会は、民間の受賞者を段階的に増やすよう求める提言を決定したという。

概要は、次のようになっている。

一、叙勲を巡り自治会長や保育士の受賞をそれぞれ年間100人、外国人は300人と現行から、ほぼ倍増すべきだと例示。

二、受賞者を増やすべき分野として、中小企業経営者、介護職員、公益法人なども列挙。

三、各府省に対し、積極的に候補者を掘り起こしに努めるよう要請

四、女性の受賞者増へ特別推薦枠を導入

これらを見ていくと、明らかに選挙対策の臭いが強い。こんなことでいいのだろうか。むしろ、勲章制度を廃止すべきだろう。これらは勲章や褒章ではなく、各自治体レベルでの表彰状で十分だろう。

 

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