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2016年6月19日 (日)

考え方の均衡~『菜根譚』より

久しぶりに、『菜根譚』を取り上げてみよう。今回は、均衡のとれた考え方ということ。
 
 気象は高曠を要して、
 
 而も疎狂なるべからず。
 
 心思は縝密(しんみつ)を要して、
 
 而も瑣屑(させつ)なるべからず。
 
 趣味は冲淡を要して、
 
 而も偏枯なるべからず。
 
 操守は厳明を要して、
 
 而も激列なるべからず。
 
『菜根譚』の解釈には、いつも苦労する。先人が、解釈を多く示されているが、同意できる場合もあるが、疑問を感じる場合もある。それを敢えて解釈するのは無謀な感じもするが、一応、自分の解釈を示しておく。
 
「(宇宙の法則である)原理原則と、そこから発生する現象は、高邁、理想的であっても、粗雑なものであってはならない。心に思うことは、緻密で細かく慎み深いものであらねばならないが、些末なことに捉われてはならない。趣味は無欲であるべきで、心が偏って、こだわりが強くなるのは問題だ。決められたことをきちんと守ることは大切であるが、忠実過ぎて極めて厳しくするのもいけない」と。
 
全般的には、均衡の取れた考え方をし、心を柔らかく、ということであろうか。
 
 

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