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2016年6月 1日 (水)

消費税は、なぜ支持されなくなったか

国は、徴税コストが安くつく消費税を高く評価しているようだが、国民からは低い評価になっている。なぜだろうか。消費税はなぜ支持されなくなったのか。一応、私なりに分析してみた。

一、まず、この税の持つ逆進性があるということ。所得の低い人も高い人も、同じ比率で税がかかること。

二、そこで、所得の低い人たちの税を軽減する発想が出てくる(いわゆる軽減税率)が、線引きが難しく、却って不平等になりかねない。

三、また消費税は社会保障に使うと言うけれど、人気取りのため「社会保障の範囲」がどんどん広がり、それが消費税の増税を促すという矛盾が生じること。

四、消費税増税による財政再建は全くされていないこと。それは大手輸出企業への利益の付け替えになっていることだ。すなわち、大手輸出企業に巨額な輸出還付金が交付されてることにある。そのため、税務署は何と赤字になっているところもある。

五、逆に、大手の下請けをしている中小企業は、消費税の転嫁ができずにいる。結局、自腹を切っている。結果的に消費税を滞納する比率が高い。消費税は徴税効率がいいというのは誤解だ。

六、消費税増税分が結果的に法人税減税への振り替えに使われている。

七、日本が消費税を上げると、米国が、いろいろ要求してきて、むしろ財政悪化の要因になる。

八、安倍政権の円安政策によりエネルギーや食料品の輸入価格が上昇し、所得が上がらない中、消費税増税とのダブルショックにより国民は消費を抑えざるをえないこと。

九、更に大きなポイントは、消費税率の硬直性だ。当局は、上げることばかり考える。これが支持されない大きな要因かもしれない。他の税は、上げたり下げたりしている。それが全く考慮されていない。これでは、国民の、この税に対する理解は深まらない。

大体、以上のことが考えられる。国には租税政策の再考による再構築が求められる。

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