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2016年7月 3日 (日)

幼児教育の基本

最近は、幼児教育(満6歳未満、小学生に上がるまで)として、いろんな教育がされているようである。あるところでは、特別な英才教育で集中力を養うことをされていた。別のところでは英語教育に熱心だという。私の子供の頃とは、全然違う。確かに、お金持ちの家は、家庭教師を雇うなどしていて、いろんな情操教育をされていたように思う。
 
しかし、最近は、幼児に、いろいろ詰め込み教育をされていると感じる。更に情報機器の活用により、子供たちが、それらに支配されることも起こって、子供らしさが失われている。これらを使うと、結局、屋外で活動する時間が減り、自らの発見能力の機会が失われる可能性がある。
 
諭吉は、「身体の発育こそ大切なれ」として、次のように述べている。「子供が生まれた時は、人間の子もまた一種の動物であると観念して、賢いか愚かであることは考慮せず、もっぱら身体の発育を大切にして、牛馬や犬猫の子を養うのと同じに考えることである。
 
衣服・飲食の加減、空気・日光の注意、身体の運動、耳目の訓練など一切動物の飼育法にならって発育成長を促進し、動物の体と同じ身体の基礎ができた上で、徐々に精神の教育に進むべきである」と言っている。
 
彼は、「身体は人間第一の宝」として、早くから精神に負担をかけてはならないとしている。身体が出来上がってから、子供の持つ資質は、より分けてもいい訳で、あまり早くから、いろんな教育を詰め込むのは、子供にとってストレスを受け、災難と言える(これを教育虐待と言うらしい)。
 
基本的に、例えば、一を聞いて十を知る資質は、いずれ発現するので、身体が出来上がっていない段階で、親の思い込みでする早期教育は、あまり意味がない。せいぜい、日頃から、注意深く、子供の資質を観察して、必要なものを与えるのが、親の役割であろう。
 

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