姫路城が外国人旅行者からも高い評価
姫路駅から姫路城につながる大手前通りを歩いていると、実に外国人旅行者が多い。多分、7割程度は、欧米系、アジア系を問わず外国人だと思う。日本人旅行者らしき人もいるにはいるが、個人旅行者のように見える。日本人旅行者は、大型観光バスに乗っての観光が多いのだろう。
外国人旅行者の方々は、姫路駅を降りれば、見える姫路城を見て、歩くことを当たり前のように考える。駅からバスも出ているが、乗るのは日本人とアジア系の旅行者が多い。観光できた日本人の高齢者の方は、「50メートル程度だと歩いて行けそうだけれど、疲れそうなのでバスを利用する」という人が多い。それに対して、外国人の方は、年齢に関係なく、歩かれている。ちょっとした距離は歩くが当たり前のようだ。
さて、旅行口こみサイト「トリップアドバイザー」(米国マサチューセツ州)が発表した「行ってよかった!日本の城ランキング2016」で、世界文化遺産・国宝姫路城が初めて一位に選ばれたらしい。評価は、2015年6月から2016年5月の口こみの評価点と投稿数で集計されたものの結果だ。
これは保存修理を終えグランドオープンしたことが大きい。白くて美しくて豪華なのが外国人に受けているようだ。姫路城は四季によって見え方が違う。今後は、その違いを知ってもらって、リピート需要に対応できる総合力が試される。
*2017年9月4日追記
「トリップアドバイザー」が、「旅好きが選ぶ!日本の城ランキング2017」でも、一位に選ばれ、2年連続となった。評価の多くは、「優雅で美しい」、「展示物が少ないので、城の構造や仕掛けをじっくり楽しめる」、「駅から城が見える」、「徒歩10分で行ける」とあったようだ。
姫路城の入城者数は、グランドオープン時よりかなり落ち着いている。本来の観光ができるので、じっくり楽しんでほしいものだ。
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