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2016年9月10日 (土)

東アジアを震撼させる北朝鮮の核実験の危うさ

2016年9月9日、北朝鮮が核弾頭の爆発実験をした。これは今までのミサイル打ち上げとは意味が異なる。すなわち、核弾頭の小型化は核拡散という忌々しき問題につながることと言える。危うく不気味な感じがする。逆に見れば、北朝鮮の自壊は近いかもしれない(*注)。あるいは、そのように仕組まれるかもしれない。北朝鮮のトップは調子に乗りすぎて、罠に嵌ったのかもしれない。

そもそも望ましくない核拡散に関して、最早限界と、すでに米国は、北朝鮮空爆の準備をしているだろう。後は、国連安全保障理事会の了承と日本の同意だろう。単に非難しても、糠に釘だし、馬耳東風なのは今までの北朝鮮の対応から明らか。

朝鮮半島が、戦争に巻き込まれることは望まないが、国際的金融面での動きは、それを期待しているように見える。また、米ロは、シリア停戦で合意したらしいが、この動きも気になる。一番いいのは、為政者として相応しくない北朝鮮のトップを替えることだが、残念ながら東アジアが騒がしくなる予感がする。日本の当局は果たして準備ができているのだろうか。

*注

確かに自壊しそうで、なかなか自壊しないという見方もある。ただ、それも中露の支援があるという前提だ。彼らが見放したら、あっという間だろう。中露にとっても、今や北朝鮮の重要性は落ちている。

中国は北朝鮮崩壊による悪影響を懸念するが、隣国の実践的な核弾頭の開発は不気味に感じるだろう。皮肉なことに、中国が北朝鮮の核開発を推進させていることを彼らはわかっていない。彼らは北朝鮮は、自国の傘下であると思うのは楽観的過ぎる。

ロシアは、朝鮮半島への足掛かりを強化したい思惑があるものの、やり方を間違えば、自国に降りかかってくる問題だ。反政府組織に、北朝鮮の核ミサイルが渡れば、安閑としてはいられないだろう。

となれば、合理的選択がなされる。大国の思惑が一致すれば、ある方向で動くだろう。

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