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2016年10月13日 (木)

無舌ということ

無舌と言うと、「舌がない」ということだろうが、私たちは、舌を持っている。故に、人々は話すことができる。実は、この言葉は、山岡鉄舟が、落語家の円朝に対して示した言葉。

円朝は、当時から、名人の呼び声が高かった。そこで、鉄舟も、彼の落語を聞きに行く。ところが、彼は、口でまくしたてるが、心に響くものがない。高座を降りた円朝に対して、鉄舟は、「お前の落語は全く面白くない」と指摘。

これには、円朝も驚き、「なぜですか」と聞くと、鉄舟は、書を認めたのが、「無舌」という言葉。円朝は、最初は、見ても、よくわからなかったが、よくよく考えると、ただしゃべるだけでは駄目だと悟る。そして、鉄舟の弟子になったと伝えられる。

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