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2016年11月 5日 (土)

現在の世界の流れは脱グローバル化

専門家によると、世界は、グローバル化と脱グローバル化を相互に繰り返してきたという。第一次グローバル化は、1800年代後半から始まり、1900年代初め(1914年)がピークとされ、それと同時に、脱グローバル化の波が始まる。

その脱グローバル化は1971年ごろに終了し、入れ替わるように、第二次グローバル化が始まる。大体、グローバル化の周期はざっと80年、脱グローバル化の周期も、ざっと60年くらいと考えると、2008年くらいがグローバル化のピークで、そこから脱グローバル化が始まっていると推定される(*注)。

すなわち、グローバル化のピークに脱グローバル化が始まっている。よって、脱グローバル化は2068年ごろまで続き、ざっと2038年くらいがピークで、それまで脱グローバル化の勢いは止められないと推定される。

つまり現状の世界は、脱グローバル化の真っ最中である。それは英国のEU離脱、米国の大統領候補のTPP反対にもつながっている。またEUが崩壊するのは時間の問題と言われている。

ところが、我が国の政治情勢を見ると、いまだにTPPに賛意を示して、グローバル化を推進しようとしている。これは明らかに世界の流れに逆行している。

2016年11月4日に、衆議院特別委員会は、「TPP協定の国会承認を求める議案と関連法案」を与党の自民党、公明党、更に隠れ与党の日本維新の会で強硬に可決したようだが、これらの政党は情けないことに時代が読めていない。

また、法案に反対した民進党や共産党も、本当に時代が読めて反対しているのだろうか。TPPの是非だけで議論していたように見える。TPPはグローバル化の一環であると理解しているだろうか。そういう国会での議論は残念ながら見られなかった。

いずれにせよ、世界の流れは脱グローバル化であることを再確認し、与野党は、その対処を至急検討すべきだろう。そうしないと、意味のないことに時間を費やすことになる。それは国民全体としても、大きなロスだ。

*注

ただ、周期に関しては経済変動ゆえ、正確ではないかもしれない。昔から、そのような研究はあるのは確かだ。干支が60年周期と考えると、人間の寿命を勘案して、案外60年というのは、いろんな意味で節目となりやすいかもしれない。グローバル化の周期が長いのは、過去のデータからだが、理由はよくわからない。今後は変化するかもしれない。

*2016年11月10日追記

TPPに反対しているトランプ氏が米国次期大統領に決定したのにもかかわらず、自公与党は未だTPPの採決を議会でするという。馬鹿げた政党たちだ。時間と金の無駄遣い政党と言える。本当に情けない。いい加減に時代を読めと言いたい。

*2016年11月13日追記

オバマ政権は、TPPの議会承認を断念した。これでTPPの発効は困難になった。一応、私の見通し通り。日本銀行の金融緩和政策の失敗と共にアベノミクスは崩壊した。いつまでもTPPにこだわる政府に不信感を持たざるを得ない。

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