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2016年12月 5日 (月)

ヨーロッパの王と王妃たち~『残酷な王と悲しみの王妃』を読む

最近、シェイクスピアの作品を読むことが多く、その時代背景を知ることが自然と求められるようになる。以前、英国の貴族階級の特異性についての本を読んでことがある(*注)ので、それを再読した。今回は、もう少し範囲を広げて、簡便にヨーロッパ王室関係の解説したものは何かないかといろいろ探してみて、中野京子著『残酷な王と悲しみの王妃』(集英社文庫)を書店で見つけたので読んでみた。内容は簡単な系図付きで、次のようになっている。

第一章 メアリー・スチュアート

第二章 マルガリータ・テレサ

第三章 イワン雷帝の七人の妃

第四章 ゾフィア・ドロテア

第五章 アン・ブーリン

これらを見ていくと、日本でも戦国時代、城主の姫たちが、政略結婚に利用されたのと似ている。だが、ここに紹介されている例は特別かもしれないが、ヨーロッパの王たちは、概して横暴そのもの。女たちは、あきらかにモノ扱いされている。この階級意識と男尊女卑の考えは、今も滔々と欧州に流れていると思う。日本の女性もヨーロッパに変な憧れを持たないことだ。

*注

森護著『英国の貴族』(大修館書店)

*追記

また、この書籍では、彼女らに関する洋画の解説もしてあり、なるほどと今更ながら理解した次第。若い時、美術館まわりをして集めた洋画関係の図録は、最早、関心ないものと、ほとんど処分してしまったが、少し早まったと後悔している。

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