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2016年12月13日 (火)

世話を焼く人~漢詩『蜂媒』

蜂は、花と花の間を飛び回り、そのお蔭で、あらゆる作物ができる。その代り、蜂は、花から蜜を得ている。そういうことを詩にしたものに、漢詩『蜂媒(ほうばい)』がある。作者は、劉後村。これは号で、南宋の文学者、詩人で、劉克荘のこと。若い時、筆禍を起こすが、後許され、復帰している。引退後は農村に住み、長生きした(82歳で没)。詩の内容は次のようになっている。

蜜口 香を伝えて好信通ず

花の為に評品して東風に嫁せしむ

香鬚 花英を粘し得て去る

疑ふらくは是れ纏頭利市の紅かと

「蜂は、花と花の間を飛び回って、それぞれの花を品定めして、一つの花の香りをもう一つの花に伝える。そして、めでたく結ばれて実を成す。蜂の方はというと、花から蜜を得て、満足、満足となる」という感じかな。

裏の解釈は、男と女を世話をする仲人のことを揶揄している。意訳すると、「仲人という人種は、あちこちの若い女性を品定めして、男に甘い言葉で、あなたに好い報せで良い人よと伝えて結婚させる。仲人は、男と女をくっつけて、祝儀や謝礼として巻物をもらったようだ」ぐらいかな。

最近は、こういう世話焼きおばちゃんの数が減ってしまった。家という意識が無くなり、跡継ぎを強く意識しなくなったからかもしれない。でも少子化の今、婚姻率を高めるには、ある意味、仲人は必要悪でもある。お見合いは、相手の素性が事前に分かるので、リスクは小さいのだけれど、若い人たちは恋愛に憧れる。でも、ある程度の年齢になったら、夢を見るのもやめた方が宜しい。仲人に依頼するのも一つの手段と割り切ればいい。

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