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2017年1月 9日 (月)

映画『昼下がりの情事』を観る

寝る前に、CDをよく聴くが、あるCDには「魅惑のワルツ」が収録されている。心地よい音楽なので、適切に眠りに誘ってくれる。この曲が有名になったのは、映画『昼下がりの情事』で流れていたからだ。だが、映画の題名は知っていたが、観たことがなかった。1957年制作だから、多分、親は観ていたのだろう。

『昼下がりの情事』の原題は、"Love in the afternoon゛だ。製作・監督・脚本は、ビリー・ワイルダー。主演は、ゲーリー・クーパーとオードリー・ヘップバーン。パリの私立探偵シャヴァスのところに、ある男から、妻の浮気調査の依頼が入る。シャヴァスは、その妻の浮気現場を写真に撮る。浮気相手は、米国の大富豪フラナガン(ゲーリー・クーパー)で各地で浮名を流している。

それを知った男は、浮気の現場に乗り込み、妻の浮気相手を銃殺すると言う。それを盗み聞きしていたシャヴァスの娘で音楽学校の学生のアリアンヌ(オードリー・ヘップバーン)は年上の男に憧れており、それを阻止すべく動く。というのは、常々、彼女は親の仕事(浮気調査中心)には関心を持っており、全てのデータは盗み読みしてインプットされていた。

この件に関して、一旦、警察に相談するが、事件も起こっていないのに、乗り込むことはできないと捜査は拒否される。その理由がフランス的に次のよう。「パリには、ホテル7000、部屋数22万。今日のような夜には約4万件の不倫が進行中。パリ全ての警官を動員しても、彼らを取り締まることはできない」と。この後の話の展開は止めておく。

初めは、熟年男(設定では中年男かもしれないが、ゲイリー・クーパーがそんなに若く見えない)が若い娘をからかっていたが、やがて男が小娘に翻弄される物語。最終的には、若い情熱に押されて大きな年齢差カップルが誕生する。やや男の夢が入り、無理筋の感あり(笑)。でも、結構面白い。白黒映画だが、それを感じさせないストーリーの展開がいい。昔の映画も魅させてくれる。

そして、最後に、映画の中で語られる言葉が意味深。一部、挙げておこう。これらはワイルダーの実感かな(笑)。

「恋愛は、情熱と甘い毒」

「うつぶせ寝の86%は秘密の恋愛中」

「結婚という終身刑」

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