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2017年1月29日 (日)

『人間国宝 桂米朝とその時代』展について

落語には、その内容をつぶさに見ていけば、結構、ためになるものが多い。残念ながら、姫路には、気軽に行ける演芸場も少ない。また、落語を楽しむにしても、昔より料金が上がっており、庶民の楽しみから、離れている。落語を演じるのに場所は選ばないので、底辺を広げるためにも、素人の落語でも含めて、もっと気楽に楽しめる場所が必要だろう。

さて、兵庫県立歴史博物館で、『人間国宝 桂米朝とその時代』展が、平成29年1月28日より始まった。桂米朝は姫路市出身で、落語家で人間国宝になり、文化勲章も受賞した。落語家というより「落語」の研究の大家という感じが強い。戦後、衰退していた上方落語のネタを収集し、復興・発展に大きく寄与した。

現在の落語家の皆さんが大手を振って歩けるのも彼のお蔭だろう。彼の研究分野は、落語のネタのベースの文楽・歌舞伎をはじめとした伝統芸能、浪曲・講談など大衆芸能にまで及び、深い造詣を持つに至り、落語の価値を高めたことは確かだろう。

今回の展覧会では、平成27年3月に89歳で亡くなった彼の公私にわたる写真や出版物、原稿など計約700点を展示。以前、姫路文化館でも同様の催しがあったが、スケールが全く違う大規模な展示だ。

その他に、催しとしては、「米朝一門DNA落語会」、「米朝一門&館長トークショー」、「座談会「米朝資料から見えてくるもの」、「米朝アンドロイド落語実演」、「担当学芸員による展覧会ガイド」、「歴史の旅「上方落語地図を歩く」」等のイベントが予定されている。

落語ファンには見逃せない展覧会と各種催し。兵庫県立歴史博物館のホームページで日程等を確認して、楽しんでほしいものだ。平成29年3月20日まで。

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