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2017年2月 6日 (月)

トップは、どんと構えよ

黒田如水が、秀吉が存命中に、豊臣家の行く末について発言している。秀吉は、農民からの叩き上げのため、その限界を指摘しているのだ。人たらしと言われたように、腰は軽く、人の心に入っていくのは巧みであったが、太閤になっても、その姿勢を改めようとしなかった。

如水は、これではトップの威厳は保たれないと指摘している。また安易に、金銀財宝を与えすぎなのも危惧している。本来、信賞必罰でなければならないが、これがあまりにもいい加減だったことを批判している。

よって、子飼いの者たちに、大した功績もないのに大名に取り立てたりして、組織の混乱を引き起こしている。そのため、欲のために秀吉に取り入り、加増されるので、誰も秀吉に真実を伝えない。このようにして、秀吉は裸の王様になった。

結局、秀吉亡き後、武勇もないのに人を軽んじる人々が居丈高な態度を取るため、多くの人間が豊臣方から去っていくだろう。そして、世の中は、再び乱れていくと。秀吉が亡くなると、如水の予測通り、世の中は展開していき、徳川家が天下を握る。

トップは、それなりの実績と同時に、絶対的に誰にも負けない強いところがある必要がある。その上で行いは律儀であり、人物評価も安易に行わず、じっくり、その真意を把握するように努める。そのようにして皆に一目置かれ尊敬される人物である必要がある。そのためには、軽率な発言や行動を控え、どんと構えていくことが求められる。

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