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2017年2月19日 (日)

マイナス金利は、いつ解除されるか

日本銀行によってマイナス金利が実施されて以降、景気は低迷している。2016年の個人消費は前年比マイナスだし、税収も減っている。金利を上げると国債市場に悪影響するというが本当だろうか。むしろマイナス金利は、財務官僚の怠慢を招くだけではないか。

実際、マイナス金利により税収が減少し、赤字国債を増発する破目に陥っている。こういう矛盾した論理が、どこまで通用するだろうか。消費税以外の税目の増税を怠っていることも問題だ。

基本的に、日本のような資本過剰の国では、不労所得を増やす政策をして、それに課税強化して税収を増やす政策が望ましいが、現在は逆行政策をしている。残念ながら、金融機関に、今後の動向を尋ねても、何も答えられない(尤も、窓口に聞いても、彼女らに答えられるはずもないが、仮に彼女の上司に聞いても同じだろう)。

それでは、マイナス金利は解除されるだろうか。自分なりに整理してみた。今まで、公開されている情報を時系列で整理すると次のようになっている。やはり影響するのは米国経済の動向だろう。

一、2016年8月に、グリーンスパン元FRB議長は、金利が、近々に急速に上昇するだろうと予測した。そして、その速さは驚くような急ピッチになると言っている。

二、グリーンスパン氏の予測通り、FRBは、2016年末に、主要政策金利を0.25%引き上げ、0.5~0.75%とすることを決定。利上げは、雇用拡大と物価上昇を考慮したとした。更に、イエレンFRB議長は、今後、数年、景気はゆるやかに拡大すると予測した。

三、FRBは、2017年の利上げ予想を従来の2回から3回に引き上げ、2018年は3回の予想を維持している。

四、トランプ政権による経済政策は不明な点はあるものの、内需拡大が確実視されている。

五、2017年2月に、イエレンFRB議長は、時期は不明だが6月までに利上げすると表明。利上げの先送りは賢明ではないとしている。市場では、政策金利を0.25%引き上げ、年0.75~1.0%にすると予測。

六、2017年2月現在、更に景気は緩やかな拡大をするとし、トランプ政権の政策は、景気の先行きに影響を及ぼす可能性があると指摘。

七、フィッシャーFRB副議長は、金融政策はインフレ率2%という想定に近づき、労働市場は力強さを増し続けると発言。予定通り、政策金利を引き上げるとし、イエレンFRB議長の発言を裏付けた。

八、日本はマイナス金利、米国は利上げするとなると、日米金利差が拡大し、為替は円安に流れるが、トランプ政権の政策はそれを望んでいない。それを見越して、麻生財務相は、1ドル120円が限度と示唆している。

以上を見ていくと、いつごろか明確には言えないが、マイナス金利を解除するのも遠くないと推定される。いずれにせよ、不自然で人気の悪いマイナス金利は早く解除してほしいものだ。

*2017年8月8日追記

グリーンスパン元FRB議長は、最近、詳しくは記さないが、不気味な発言をしている。近々、市場に大きな変化があるかもしれない。

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