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2017年2月 7日 (火)

映画『シンシナティ・キッド』を観る

ポーカーは、お互いに持ち札が見えない。それゆえ、心理的な駆け引きが勝敗を大きく左右する。よって、どんなに持ち札が良くても負けることがある。そのポーカーに、ついに人工知能(AI)が、トッププロに圧勝したという。

米国カーネギーメロン大学の研究チームが開発した「リブラトゥス」と名付けられた人工知能(AI)が、世界のトッププロに圧勝したらしい。プロ4人と20日間、12万回対戦し、獲得したチップの総量でプロを圧倒したようだ。囲碁や将棋の世界でも、AIの強さが証明されているが、何だかなあという感じ。ゲームが楽しめなくなる。これからは、また違った楽しみ方が開発されるのだろうか。

さて、ポーカーを扱った映画としては、先日『スティング』を取り上げたが、今回は、『シンシナティ・キッド』。昔、テレビで視たが、最初と最後ののシーンはよく覚えているが、内容は、ほとんど忘れていたので、今回、改めて観てみて、新しい感慨があった。

ミシシッピ川流域一帯の若い勝負師、シンシナティ・キッドという異名をはせる男(スティーブ・マックィーン)。勘と度胸で、イカサマを疑われるほど強かった。それゆえ、多分に自信家だ。そこにニューオリンズに大物勝負師で30年タイトル保持者で、「ビッグ・マン」と呼ばれるランシー・ハワード(エドワード・G・ロビンソン)がやって来る話を聞き、挑戦を試みる。もちろん、絶対に勝つと、、、、。

そこに様々な人間模様が絡む。親友のシューターは、堅実なカード配りとして知られていたが、魅力的だが素行が悪く派手で金のかかる女メルバを妻にしている。キッドにはクリスチャンという田舎出身の純朴な彼女がいる。だが、メルバは、男なしには生きられないタイプで、キッドにも色目を使う。

何事にも、勝負には、いろんな綾がある。特に心理戦のポーカーは微妙。ちょっした心理のもつれが結果に響く。ビッグは、「勝負師に女は不要」と言う。神経戦に影響するからだ。よって戦い続けると、精神的に駄目になる可能性もある。ビッグは、それを乗り越えてきたということだろう。

人工知能などない時代の勝負師の話だが、人間物語である。人間、一生には、いくつかの大きな決断を迫られる。何をベースに判断するか。結構、示唆を与えてくれる映画だと思う。

*追記

ちなみに主題歌は、「雨のニューオリンズ」でレイ・チャールズが歌っているが最近、聴いたことがなかったので、これも懐かしかった。

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