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2017年2月 3日 (金)

映画『スティング』を観る

2015年末に、自民党、日本維新の会が強く主張して、カジノ合法化を進める「統合型リゾート整備推進法案」が可決した。これで、カジノ解禁に幕が開くのか。極めて問題の多い法案だ。裏社会は喜んでいるかもしれない。今までのように裏カジノを取り締まるのは難しくなるかもしれない。

更に海外のマフィアも日本進出を考えているらしい。カジノは、マネー・ロンダリング(資金洗浄)するには格好の場所だからだ。テロ組織も、資金を獲得するために、やってくる可能性が指摘されている。安倍政権は、テロ防止法案を強く主張しているが、カジノは、テロ組織を招くようなもの。本来、テロを招くような法案や彼らを刺激する政治家の言動を避けるべきだが、現在の政権は、それができていない。

別の視点で見れば、カジノは、不正の温床。イカサマは、当たり前だ。イカサマのプロが、続々海外からやって来て、客から不当に金を巻き上げるだろう。当然、そこには犯罪も絡む。当局は、本当に取り締まれるだろうか。

そういうことから昔の映画を思い出し、映画『スティング』を久しぶりに鑑賞した。主演は、ポール・ニューマン、ロバート・レッドフォード。舞台は1936年のシカゴ近郊の浮浪者が溢れる下町。若いイカサマ師のジョニー・フッカー(ロバート・レッドフォード)は、詐欺で日銭を稼いでいた。

今回は通行人から金を騙し取るが、相手が悪かった。大物ギャングのロネガンの手下だったからだ。金は、ロネガンが所有する賭博場の上がりだった。怒ったロネガンは、フッカーと、その師匠ルーサーを殺すように指示し、ルーサーは殺されてしまう。

フッカーは、逃げ、かねがね、ルーサーから旧友で伝説の賭博師ヘンリー・コンドーフ(ポール・ニューマン)を頼れと言われていたので、復讐のため訪れ、彼に協力を求める。だが、彼はFBIに追われる身なので、首をタテに振らない。だが、ロネガンの名を出すと、、、。

アカデミー賞7部門受賞しているだけあって、なかなか面白い。イカサマのプロ同士の駆け引きが絶妙だ。音楽「エンタティナー」は軽快だが、本当の話は、重苦しいのだろうが、この効果で楽しめる映画になっている。ただ、イカサマが横行する賭博は、危険この上ないことも確かだ。社会が暗くなると、こういうものが流行る。日本の将来は危ういのだろうか。

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