最近の姫路城関連ニュース 2017年 第一期
今回から、姫路城関係ニュースを四半期ごとにまとめてみる(情報源は主として神戸新聞より。各種催し情報は除く)。今回は、第一期(2017年1月から3月まで)。
●姫路城が、2015年3月に、大修理を終えてグランドオープンして2年を迎えた。2017年3月28日に、再オープン後、入城者数が500万人を突破した。
●JR西日本は、姫路駅で、「姫路城の出口はどちらですか」という問い合わせが多いため、姫路城に通ずる出口である北口について、愛称「姫路城口」の制定をすることにした。なお、兵庫県内で駅出口に愛称を制定するのは初めてとのこと。
●好古園が2017年3月9日に、開園以来、累計500万人を突破。姫路城のグランドオープン以降入園者が急速に増えた。これは姫路城との共通券が浸透したことによる。
●兵庫県立大学の研究者らが江戸期の姫路城の居館や城下町などをコンピューターグラフィックスで復元。明治以降、陸軍の営舎が城内にできて、御殿や屋敷が撤去されたので、それを再現した。(現在も、姫路市立美術館が使っている施設は軍関係の建物で、イメージを壊している)。
●姫路城「三の丸御殿」を復元へ。千姫ぼたん園のある場所とされる。明治以降、陸軍により居館が撤去されていた。これから資料集めをする。御殿復元などに結びつく貴重な資料、情報提供者には謝礼金500万円を贈る。
●松江歴史館所蔵の絵図集「極秘諸国城図」に姫路城も収録されていることが判明。
●姫路城の鷹狩りを復活へ。江戸時代、鷹狩は、御三家などのの大名家のみ許された。池田輝政は、鷹狩を楽しんだという。姫路市には「鷹匠町」の地名も残っている。市立動物園の職員が鷹匠の「放鷹術」を習得していく。
●姫路城城内最大の櫓門である「菱の門」の内部(門の西側部分で番所詰め所)を公開。2017年3月17日まで。
●姫路市立城郭研究室が、姫路城の東側、喜斎門跡から三の丸広場に抜ける通路付近で、江戸時代の素掘りの遺構が見つかったと発表。遺構は、長さ約25メートル、深さ約1.5メートルで、敵兵の侵入を防ぐ竪堀だったと推定される。関ケ原合戦の後に、池田輝政が築いたとみられるとしている。
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