兵庫県立美術館が新しい試みをすると言うが、、
報道によると、兵庫県立美術館が、常設展「県美プレミアム」の観覧料を2017年4月より、毎月第二日曜日に、年齢に関係なく無料にするらしい。通常大人500円かかっていたから、これはいいことだ。
但し、第二日曜日だけというのは、喜びもほんの少し。本来、美術館の入館料は無料が望ましい。常設展以外では、最近は企画展と称して、内容はそれほどでなくても1000円以上している。
いきなり、全ての催しを無料にせよとは言わないが、低料金化を図るべきではなかろうか。常設展を月一回だけ無料にするのではなくて、いつ行っても、年齢に関係なく入館料100円程度にする努力をしてほしいものだ。
そして、企画展は年一回程度にとどめ、手持ちの美術品の展示に工夫をこらし、常設展の充実が望まれる。お金をかけて新規性を追いかける考え方を改めるべきだろう。また、料金は無料より、100円程度の入館料は取った方ががいいと思う。
*追記
むしろ展覧会周辺のビジネス体制を整えるべきだろう。例えば、喫茶、レストランの充実の他に、関連美術関係商品の販売強化、各種関連催し(有料・無料取り交ぜ)、美術品取り扱い業者の出店等、いろいろ考えられる。このようにして芸術に対する関心を広め、対象人口を増やす努力が欠かせない。
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