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2017年3月26日 (日)

政治家と支持者の関係

現在、与党の支持者絡みで事件になって大騒ぎしている。そもそも政治家と支持者の関係は危ういものである。支持者、すなわち後援者、広く捉えると有権者も、その範疇だ。彼らは、強弱はあるものの、自らの利益に叶う政党や支持者に投票する。中には、政治全般の広い視野に立って投票する人もいるだろうが、少ないだろう。あるいは多くは無関心な人々だ。

ところが、強く利益誘導をたくらむ支持者は、選挙応援も熱烈になる。支持する政党や議員が増えれば、自己に有利に働くと考える。それの多くは経済団体や労働組合、各種組織グループ等になるだろう。その他に、今回のような個人的要望の実現のために、政治家を利用する人もいるかもしれない。だが、概して、個人では限界がある。そこで、いろんな策略を弄することになる。

政党や政治家は、自らの支持者を増やすことに熱心になるが、そこが逆に落とし穴になる場合もあると今回の事件は教えてくれる。古語に次のような言葉がある。

「棘のある橘やユズを育てた者は、その実を食べるとうまいし満足する。それに、芳しい匂いもする。ところが、カラタチやイバラを育てた者は、成長すると、その大きな棘に刺されるだけで、メリットはない。だから、君子は、育てるものを慎重に選ばなければならない」と。

政治家の方は、心すべきかもしれない。

*追記

概ね、与野党を問わず、政治家にとって、特定の支持者というものは、政策の実現の邪魔になることも多いのも事実だ。よって特定の支持者を取り込むことはリスクにつながると覚悟すべきだろう。結果的に、広く世間に耳を傾け、バランスの取れた政策が無難ということになる。

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