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2017年3月29日 (水)

格安旅行会社の破綻から考える

企業でも個人でも、お金を追いかけるようになると危ないと言われる。お金と言うものは、追いかけると逃げ、更に、それを追いかけると、ドツボに嵌る。

報道でしか知らないが、格安旅行会社「てるみくらぶ」が破産したようだ。この会社も、末期に、「現金一括前払い」を推奨していた。旅行予約の販売で「現金一括前払い」はおかしいと気づくべきだが、多くの人が、それに応じていたというのは残念だ。

企業経営では、多くの困難にぶち当たるのは確かだ。もともとネット販売が主であったが、競争激化に伴い、戦略転換して失敗したと言う。つまりシニア層を狙う戦略転換に伴う新聞広告という経費増大で採算が合わなくなったらしい。

だが、それだけではないだろう。元々利益率の低い格安旅行販売なのだから、そんなに経費を掛けることが可能だったとは思えない。すなわち、戦略転換前に、既に経営は行き詰っていたのではなかろうか。

関西の企業にはありがちだが、「もう少し頑張れば、なんとかなる」という幻想を、東京系の企業も抱いたことが考えられる。売り上げを追っていると、どうしても経営の全体像が見えなくなる。やれ、前年比、前月比という単純な発想で経営していないか。

経営環境は日々変化している。過去の実績など、あてにならない時代だ。過去の数字を悪追いしてはならないと教えてくれる。売り上げが逃げるのなら、逃げさせたらいい。立ち止まって、退くなら退くことを考えればいい。企業経営者の頭が固くならないよう願いたいものだ。

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