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2017年4月30日 (日)

没後20年記念特別展『藤沢周平展』を観覧

姫路文学館で開催されている没後20年記念特別展『藤沢周平展』(北館にて)を観覧してきた。私自身、そんなにファンというわけではない。蔵書も一作品あるが、その他は、かなり前に処分した。

父も、初期の作品を数冊蔵書していたが、後年、作風が変わってからは、面白くないと読まなくなった。私も同様の感想だ。それは時代小説だが、あまりにも現在の視点で末端の武士たちの生活を描いているからだろう。

政治体制も、社会構造も現代とは異なるのに、無理やり現代的な見方で描いているのは抵抗がある。更に、描き方が女性的だ。そういうことで、女性ファンは多いらしい。流行作家として成功した要因かもしれない。

ただ、展覧会自体の構成は、なかなかよく工夫されたものであった。誰にも分かりやすく、それでいて無駄がない。藤沢ファンは、結構、楽しめるだろう。2017年6月4日まで。

姫路文学館は、改装して以後、かなり展示に工夫がされるようになったことは好ましい。空間の雰囲気もいい。常設展も、なかなか面白いので、姫路城に行かれた方は、是非寄って行って欲しいものである。

そして、もともと屋外空間もいいので、観覧後、少し散策しながら、姫路城を眺めるのもいいし、南館には、雰囲気のいい喫茶店もあるので、ちょっと休憩もできる。結構、姫路観光の穴場であると思う。

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