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2017年4月16日 (日)

銀行カードーロンーが社会問題化

幼児の頃から、くどいくらいに、両親に借金の怖さを教えられた。特に母は、生涯、子供たちに言い続けた。それは戦前、戦中、戦後にわたって、周囲に、借金で生活破綻した人々を見てきたからだろう。そして、その無残な姿を目に焼き付けていたのだろう。

借金問題は、以前、消費者金融が大問題になった。闇金、サラ金の類である。高金利で取り立てが厳しい。裏社会の格好の材料になった。さすがに社会問題になって、国は総量規制をかけた。

しかし、総量規制には抜け穴があった。いわゆる金融機関への無規制である。それで生まれたのが、銀行カードローンというもの。今、個人破産する人が増えて、問題になっているが、その歴史は古い。サラリーマン時代、会社から取引銀行の推奨ということで、カードローンカードの取得を半強制されたことがある。

利用しないので、カードは一旦作ったものの、解約しに行ったら、窓口で、非常に嫌がられた経験があるが、強引に解約した。使わないカードを持つ必要がないし、持っていれば魔がさすこともある。ここでは、親の教えが活きた。

先日、NHKのクローズアップ現代でも取り上げられていたが、カードローンの拡大は、マイナス金利の影響があるという。銀行は行員にカードローンの実績評価を強めているらしい。これは、メガバンクに限らず、信用金庫等でも同様のことだ。

その理由は、利益をかなり上げられるからだ。更に銀行は、例によってリスクを取らずに成果を上げられることだという。つまり保証や審査は保証会社や消費者金融がするのだ。これは、保険や投資信託の販売と同じだ。手数料はきっちり抜いて、銀行は何もしない。利用者が損失を出そうが銀行が利益を出せばお構いなしという姿勢。

金融機関の社会的使命など全く考えていないのだろう。情けないことだ。そして、多くの人たちは、借金がいかに怖ろしいか考え、生活の見直しをしてほしいものである。また行政の仕組みとして、低金利の「生活福祉金貸付制度」というものもあるので検討しては、と弁護士は勧めていた。でも、まず安易な借金はしないで済むにこしたことはない。

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