« 奇妙な安倍首相のあせり | トップページ | 古い文庫本の処分 »

2017年5月12日 (金)

アリゲーターガーを釣った人

本日(2017年5月12日)付のニュースになっているものに、姫路の男性が、「アリゲーターガー」を釣ったという話題。兵庫県揖保川下流域(たつの市)のウナギ保護区で、巨大外来魚「アリゲーターガー」が出没し、以前から問題になっていた。

「アリゲーターガー」は、アリゲーターの名の通り、鋭い歯を持つ獰猛な肉食魚だ。誰かが飼い続けることができなくなって、放流したもののようだ。大変な迷惑なこと。輸入の生き物の扱いが国として甘いから、こういうことが起こるとも言える。

それはともかく、対策として、地元漁協が捕獲作戦を何回か、していることは以前にも報道があり、知っていたが、いずれも失敗していた。そのことを5月1日の新聞報道で知った姫路市在住の釣り歴25年の32歳の男性(氏名は非公表)が、それならと、「アリゲーターガー」の習性をインターネットで調べた。

その後、翌日、揖保川支流の中川に行き、釣り禁止区域を調べ、ウナギ保護区の下流で、タチウオ用のワイヤとチヌ用の針を使い、餌はサンマの切り身を仕掛けたところ、約40分後、当たりがあり、一気に釣竿を立て、格闘すること、約10分で、仕留めたという。5月2日午後10時頃だったらしい。体長1.09メートル、重さ9.6キログラムだった。

地元漁協は、大規模な駆除作戦をしたものの、6度、試みたが、成果が得られていなかった。ひとまず胸をなでおろしているらしい。流風に釣りの趣味はないが、この男性の心意気を高く評価したい。このような釣りのプロが姫路市にいらっしゃるのは喜ばしいことだ。

感謝状でも贈られるのかな。こういう人がいるのなら、懸賞にしてもよかったのかもとも思う。世の中、それぞれの分野で趣味のプロもいる。でも漁協もプロの集まりのはずだが(笑)。習性を調べた知恵の差と言うべきか。

*追記

報道によると、アリゲーターガーを釣った人は食べたかったらしい。まあ、気持ちは分からぬでもない。その後、この魚は、漁協で保管され、近く、姫路市立水族館で解剖するらしい。胃の内容物を調査するためだ。アリゲーターガーについては、同館が、18年に亘り、飼育してきたが、生態が不明な点が多く、雌雄の見分け方や繁殖方法も不明らしい。

*追記

その後の報道によると、アリゲーターガーを解剖したものの、胃の内容物はなかったらしい。よって、捕食行動の解明にはつながらなかった。つまり、冬の間は活動していなかったと推定される。一応、動き出す時期だけが判明したことになる。

|

« 奇妙な安倍首相のあせり | トップページ | 古い文庫本の処分 »

姫路と播磨」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/99784/65269098

この記事へのトラックバック一覧です: アリゲーターガーを釣った人:

« 奇妙な安倍首相のあせり | トップページ | 古い文庫本の処分 »