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2017年5月 6日 (土)

播磨地域も自転車で活性化

ちょっとしたサイクリングブームらしい。そういうこともあって、姫路市は、播磨圏域連携中枢都市圏(*注1)の各市町の公共交通機関のバス停や鉄道駅から観光地までつなぐ「はりまクラスター型サイクルスタイル」の構築を推進しているという。

元々、播磨圏は、移動手段として、鉄道やバスはあるものの、それ以外は車の移動に頼っており、交通網としては十分ではない。そこで、それを補うため、自転車の活用を考えているようだ(*注2)。それを今回は姫路市だけでなく、西播磨圏まで広げる試み。

まず地元の交通事業者と連携して、「サイクルエイドステーション」の整備や、サイクリングのモデルコース(*注3)を検証するとしている。

「サイクルエイドステーション」とは、サイクル観光を楽しむ人たちのために、サドル引っ掛けタイプのサイクルスタンドを設けたり、組み立てや簡単なメンテナンス(空気入れやパンク修理)ができる用具の無料貸し出しなどをする。ただし、メンテナンスは、利用者自身でするというもの。

「姫路駅前サイクルステーション」(神姫バス姫路駅旧待合所)では、これらに加えて、レンタルクロスバイクの貸し出し、広域観光ルートの紹介、更衣室での着替え、手袋、パンク修理用リペアチューブなどの小物販売も行っている。

その他の「サイクルエイドステーション」は、主要バス停留所に展開。現在のところ、神姫バス山崎待合案内所、農家レストラン「且緩々」、書写山ロープウェイ山麓駅、道の駅はりまいちのみや、(株)あさひ(姫路東店、姫路大津店、飾磨店、名古山店)、神河町観光協会の10か所。

なお、中距離対応型レンタルクロスバイクの貸し出しは、神姫バス姫路駅旧待合所以外に、神姫バス山崎待合所、農家レストラン「且緩々」、書写山ロープウェイ山麓駅でも行っている。

サイクリングブームを活かして、これらの施策で、播磨地域での観光の幅が広がれば、言うこと無しだ。それに伴う各種サービスも生まれるかもしれない。地域活性化に、大いに期待したい。

*追記

播磨の自転車観光についてのコンセプトとしては、「bGo(ビーゴー)」というイメージデザインしている。デザインは、加西市出身の北川一成氏によるもの。播磨の別称「播州」や自転車の英語表記の「bicycle」の「b」と、自転車で観光地を巡ろうというメッセージ「Go」を込めたものらしい。

*注1 

播磨圏域連携中枢都市圏とは、西播磨地域8市8町(姫路市、たつの市、宍粟市、相生市、加古川市、高砂市、加西市、兵庫県市川町、福崎町、神河町、佐用町、太子町、上郡町、稲美町、播磨町)を対象とする。

*注2

姫路市では、既に、レンタサイクルや姫ちゃりを展開しているが、必ずしも地域をカバーしているとは言い難い。更に、播磨圏域連携中枢都市圏に広げると、全く不十分で、これが観光の障害になっている。

また、長距離サイクリングの利便性を図っているとも言える。

*注3

姫路市では、2017年5月8日から、「はりまサイクリング紹介マップ」を無料配布するようだ。街歩き・町歩きマップと共に、広く普及することを望みたい。

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