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2017年5月31日 (水)

映画『黄金狂時代』を観る

今回は、久しぶりにチャップリンの映画『黄金狂時代』を観た。映画の題名は知っていたが、観るのは初めて。1925年の制作の無声映画だ。ゴールドラッシュをコメディータッチに皮肉いっぱいに描いている。

人々の欲は、いつの時代も共通。そして女性への思いの錯覚の連続。大いに笑わせてくれる。しかし、最終的に、どんな女性も金力で落ちるというような皮肉も込めている(そうでない方がいることを望みたいが)。お金には魔力があると言うことだろうか。

時代は変わって、現在の日本は、何かというと、投資、投資。国全体で、貯蓄より投資に、という動きを強く推進している。利子の付かない貯蓄より、投資運用で資産を増やせ、と言っている。

ある部分では正しいが、多くの詐欺まかいものも含めて、多くの人が泣き笑いしている。これも、お金を努力せずして増やしたい人間の欲。それでも、チャップリンは、人生に於いて、努力と失敗がうまく絡めば成功するとしている。

これからも、それぞれの時代の「金」を巡って、多くの泣き笑いがあるのだろう。そして、誰かが、『新・黄金狂時代』という映画を作るかもしれない。ある意味、人間の本質を突いたチャップリンは偉大なり。

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