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2017年6月14日 (水)

姫路・仏舎利塔に行く

最近、仏像関係の書籍を買ったからというわけではないが、久しぶりに、姫路市名古山霊苑内にある仏舎利塔に行ってきた。名古山霊苑は、姫路城の西約1キロメートルの丘陵地にある公営の墓地公園だ。仏舎利塔は、その中にある。子供時代、家からか、あるいは学校から行った微かな記憶がある。よって行くのは半世紀ぶり。

ここは、昭和29年4月に、インドの故ネール首相から当時の石見元秀市長に、人類永遠の平和と幸福の祈願を込めて、仏舎利(お釈迦様の遺骨)が贈られたことが始まる。そこで、仏舎利塔を造ることになった。

設計は、当時の建築学の権威・故大岡実博士によるもので、昭和35年に竣工し、内陣の荘厳は昭和38年に完成したもの。鉄筋コンクリート造りの白亜の連立式ドームで、高さは、36.7メートルある。

仏舎利塔を中心に、香炉堂、四方(東北、東南、西南、西北)に納骨堂、北に石仏堂、南には噴水池が配置されている。この見事な配置は日本一の仏舎利塔と言われる。石仏堂は、インド渡来の石仏をはじめ、自由奔放な姿の十六羅漢、妖艶な薬叉女神八体がおまつりしてあった。

仏舎利塔の中に入ると、中央に、仏舎利を納めた金色に輝く厨子が見える。その周囲を十二神将立像が守っている。上を見上げると、ドーム内側は、天井までの高さは27メートルで、中央には直径3.5メートルの蓮の花の花弁型の天蓋がかかっている。天蓋には、二羽の鳳凰と雲中観音、その下には、釈迦三尊像と十大弟子の立像が並ぶ。

また、色鮮やかな天井ドーム内の壁画と、柱にかかる各宗派の開祖の色彩画は、日本画壇の菖蒲大悦画伯の作品という。またプラスチックモザイク仏伝壁画は、釈尊の一代記を表したもので、京都の工芸作家、十三世本願寺絵所徳力彦之助・康乃夫妻による仏伝芸術作品らしい。

更に、ドームの下段の周囲には、聖徳太子を中心に仏教を広めた各宗派開祖の座像と日光・月光両菩薩が安置されている。子供時代の記憶は非常に曖昧だが、当時とは少し雰囲気が変わっているような気がした。

全体としてゴージャスになった感じ。月日の変化を思わせる。近くには、陸軍墓地とか外国人兵士の墓もあった。また、当日は行かなかったが、少し足を延ばすと、「東宝塔跡」が展望広場になっており、姫路城十景の一つらしい。

*追記

交通は、姫路駅より神姫バス。17番乗り場か18番乗り場から「名古山北口」下車。そこから歩いて10分(案内書には5分とあったが、坂をゆっくり上がっていく感覚なので余分に見ておいた方がいい)。入塔時間は、8時40分から16時30分まで。

仏舎利塔内の見学料は大人200円。当日、私以外の見学者はいなかった。やはり霊苑なのが抵抗があるのかな。でも緑も多く、散策の穴場には違いない(笑)。観光で余った時間を活用して行ってみるのもいい。

ただ、陸軍墓地の近くのトイレには、トイレットペーパーがなかったので注意。ティッシュの持ち合わせのない場合は、少し先のパーキング内の喫茶を利用するしかないかも。

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