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2017年6月19日 (月)

映画『追想』を観る

最近の映画は、ギスギスした内容のものが多い。ある意味、リアリティがあるが、夢がない(*注)。そういう流れは、ずっと続いている。そういうこともあり、昔の映画を観ることが多い。過去に観たものもあるが、多くは初めて鑑賞するものだ。

今回は、『追想』(原題 ANASTASIA。1956年制作。米国映画)を観た。主演は、イングリッド・バーグマン、ユル・ブリナー。ロシア皇帝ニコライ二世一家はは、ロシア革命(十月革命)で、ボルシェビキに殺害される。その中で、皇女アナスタシアがロシア革命を逃れて生き残っているという噂を題材にしたもの。

日本でも義経や豊臣秀頼等に、そういう噂があり、多くの作品が作られている。それに江戸時代での天一坊事件のようなことを絡ませている。

ロシア皇帝が娘たちにイングランド銀行に1000万ポンド遺したと言われていた。彼らが殺害されて10年後、ロシアの将軍ボーニンは、その遺産を皇女アナスタシアの替え玉を使って、横領を企む。

丁度いい具合に、自殺しようとしていた娘を手に入れ、自己の記憶が曖昧な彼女を利用して、仕向けて教育し、なりすまさせる。厳しい教育のところは、『マイフェアレディ』の趣もあるが、不思議と彼女の場合は、元々の資質もあったことから、呑みこみも早い。

そして、戻っていく記憶。偽者が本物らしく見えてくる。最後は大ドンデン返し。これ以上の説明は控える。よくある内容と言えばそうだが、個人的には、まずまず面白い映画だ。

*注

題材の取り方にも問題があるのだろうが、概して作りが雑な感じだ。作り込んだ感じがしない。映像機材の発展に伴い、安易に映画を作り過ぎるきらいもある。お金を掛ければいいということはなかろうが、制作側に覚悟が薄いように思う。

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