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2017年7月 5日 (水)

劇場映画『マイヤーリング』を観る

ミュージカル『エリザベート』(東宝、DVD)を観ていなかったら、多分関心が行かなかったと思われる劇場映画『マイヤーリング』を最近観た。これはハプスブルク家に嫁いだエリザベートの息子のルドルフと男爵令嬢マリー・ヴェッツェラの心中事件を描いたもの。主演は、オードリー・ヘップバーン、メル・ファーラー。

帝国に生まれたルドルフ(メル・ファーラー)は、自由な気風に育った母親の影響で、想像力豊かで心は優しかったが、父親の軍国教育に馴染めない。どちらかと言うと、繊細で病気にかかりやすかった。母親のエリザベートも、どちらかというと、突き放す感じで、優しさはない。

そういう生き場を失った彼は、ある日、音楽会で、男爵令嬢マリー・ヴェッツェラ(オードリー・ヘップバーン)を見初める。但し、彼には、既に政略結婚で、気の合わない妻がいたから、これは不倫と言うことになる。彼は、穢れなき17歳のマリーを深く愛するが、皇帝は強く反対する。ローマ教会にも離婚を申し出るが、許可は下りない。

それから、いろんないきさつはあるが、終に、ウィーンの森の中にあるマイヤーリングにある狩猟館で、心中するというものだ。よって、美しい純愛物語ではない。ルドルフに同情できないこともないが、マリーを巻き添えにした罪は大きい。

だが、この映画を鑑賞する前に、エリザベートの知識がなければ、本当のところは十分理解できないだろう。ただ、この映画だけでも、オードリー・ヘップバーンの若き日の美しさだけは確認できる。1957年米国制作。白黒劇場映画。

*追記

なお、この映画で共演したオードリー・ヘップバーン、メル・ファーラーは、これをきっかけに、結婚し、後、離婚している。芸能界では、よくあることだ。

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