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2017年7月14日 (金)

子供時代の秘密基地

残念ながら、観に行くことはできないが、東京の新国立劇場では、三谷幸喜作・演出で、舞台『子供の事情』を10人の俳優たちが、10歳の子供を演じるという。子供社会の裏を描いたもののようだが、劇場は笑いが絶えないらしい。

さて、そんな、こましゃくれた子供でなかった時代、今のように公園などは整備されていなかったから、子供は、自分で遊び場所を見つけ、自分で遊びを創造しなければならなかった。確かに、親から与えられる積み木やおもちゃの類があるにはあったが、それらはお金持ちの子供に限られていた。

遊び場としては、田んぼや田畑であることもあったが、季節によって遊べないこともある。それでも、子供は、情報交換して、いろんな空間を見つけてくる。それは、建設資材置き場の土管の中だったり、土手と道路が交差する空間、廃墟になった工場跡、廃坑などであった。

ほとんどが立ち入り禁止で、危ない場所がほとんど。それらを「秘密基地」と称した。親には決して伝えられない秘密空間。時々、大人に見つかり怒鳴られたりするけれど、決してあきらめない(笑)。遊び場を発見した喜びに代えられるものはないのだ。

そして、そういう、ひやひや感もスリルとサスペンス。そこに、いろんな物を各人持ち込み、遊んだものだ。結構、危険な遊びもあった。よく事故に巻き込まれなかったものだと思う。子供は、場所さえあれば、いろんな遊びを考えるものだ。多くは他愛のないものだが、今は、そういう遊びをしている子供たちを見ることはほとんどない。

多くの親は過保護になっているのかもしれない。事故が起きれば、すぐに騒いで、遊べる場所が狭められる。子供たちは、本能的に生きる力は備わっていると思う。親たちは子供たちを過小評価していないか。そしてマスコミも含めて、騒ぎすぎないか。子供時代から子供を委縮させてはいけないだろう。子供の運命は子供が決めていいと思うのだが。

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