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2017年8月 8日 (火)

嫌なネーミング~「日本ファーストの会」設立

小池百合子氏側近の若狭勝衆議院議員が、政治団体「日本ファーストの会」を2017年7月13日付で設立したらしい。自民党にも、民進党等野党にも満足できない有権者を惹きつけて受け皿になろうとするものだ。

その動き自体は否定しないが、ネーミングが悪すぎる。「日本ファースト」とは、「日本第一」ということであり、国家主義的右翼的色彩が強い。確かに、「都民ファーストの会」自体、そのトップ(野田氏)は、かなり右寄りの人物だから、そういう意味では、それを踏襲しているとも言える。

ただ、これは一般国民が望む政党の姿ではない(*注)。更に海外からも警戒されるネーミングだ。これでは、所詮、以前にも記したように「自民党右派の分党」による権力闘争に過ぎない。党(政治団体)の性格を国民に正しく表明しない限り、大きな支持は得られない。

これなら、次の選挙で、民進党に投票した方がましと考える人が増えるだろう(但し、民進党が共産党と選挙協力しないという条件で)。

*追記

若狭氏は、二大政党を目指すとしていたが違和感がある。小選挙区制が続く限り、二大政党は馴染まない。むしろ、多党連立になる。「日本ファーストの会」も、多党の一つになる可能性があるだけである。

*追記

この政治団体が、政治理念に、どういう意思を持っているのか明らかになっていないが、国民の多くが望んでいるのが、以前にも記したように、「民主系保守政党」だ。現在の自民党が変な右翼に乗っ取られて、本来の保守政党の役割を果たしていない。

よって、真正保守党が求められている。その党は、更に民主的運営が望まれる。よって、「民主系保守政党」。よって、ネーミングは、例えば「民保党」になる。政党名に英語を入れるのは、避けた方がいいだろう。さあ、どうしますかな。

*注

若狭氏は、後日、「日本ファースト」は政党名でなく、政治団体名で、政党名には使わないと表明。それでも、政治団体名としても使うのは不適当だろう。

*2017年8月25日

最近、小池氏の動向は、右翼的色彩を強めている。もちろん、本来の「右翼」は否定しないが、最近の自民党中心の若手に見られるのは、本旨の右翼を理解しない疑似右翼だ。右翼風と言ってもいい。国家主義でもなく、単なる私欲による「言葉の利用」に近い。

そういう言論は、国を誤らせる。小池氏も同類かもしれない。であれば、新党ができても、期待できない。

*2017年9月27日追記

小池百合子氏は、「希望の党」を設立した。この新党が、どの方向を向くのかは現段階では、わからない。ただ、小池氏は、自民党と対峙した新たな保守政党を目指すようだ。それ自体は、正しい判断だろう。

今まで、自民党の政権運営に不満を持つ保守層が支持する可能性は高い。また選挙では、新しい受け皿として、無党派層を取り込む可能性は高い。

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